甲州アルプスオートルートチャレンジの試走会のご案内
【試走会のご案内】
11月3日開催、「甲州アルプスオートルートチャレンジ」の試走会があります!
開催は7月、8月、9月の3回で、講師は小川壮太さん、牧野公則さん、加藤淳一さんと豪華な顔ぶれ! コースを知り尽くしたトップアスリートからテクニックを教えてもらえる絶好のチャンスです。レースにエントリーされている方も、そうでない方も、この機会にぜひ甲州アルプスにお集まりください!
■第1回 7/15(月祝)
試走ルート:上日川峠(オートルート・リリールートCP1)~天狗の抜け道~狼平~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹擦山~ペンションすずらん(リリールートCP2)
試走会講師:トレイルランナー 加藤淳一選手(トレイルランテストセンター代表)、小川壮太(大会実行委員長)
▼7月15日(月祝)試走会お申込み先
https://peatix.com/event/685052/view
■第2回 8/12(月祝)
試走ルート:大和自然学校(オートルートCP3)~竜門峡入口~大志戸林道~登山口~大天狗山~竜門山~古部山~三角コンバ~境沢の頭~深沢峠(オートルートCP4)~下日川分岐~源次郎岳(マロニエルート折り返し地点)~キリガ尾根分岐~マロニエ山(全ルートCP5)~牛奥トンネル~渡邊フルーツ農園(全ルートCP6)~甲州市役所
試走会講師:チームSALOMONアスリート 牧野公則選手、小川壮太(大会実行委員長)
▼8月12日(月祝)試走会お申込み先
https://peatix.com/event/686969/view
■第3回 9/16(月祝)
試走ルート:甲州市役所~渡邉フルーツ農園(全コースCP6)~キリガ尾根分岐~マロニエ山(全コースCP5)~牛奥トンネル~牛奥尾根~渡邉フルーツ農園~甲州市役所
試走会講師:プロ山岳アスリート 小川壮太(大会実行委員長)
▼9月16日(月祝)試走会お申込み先
https://peatix.com/event/687163/view
エントリーはただいま受付中です!
あの日の願い〜 FTR100 2017から1年〜
文=一瀬立子(フリーライター)
※2018年11月17日に掲載したブログ記事の再掲載です
滑落事故があったあの日、事実確認をひとつひとつしながら、大会の公式声明文を書くのは私しかいないという事態をなんとか飲み込もうとしていた。2017年大会では、私はFTR100の広報を担当していた。
ご家族によるご本人確認が済んでいないし、ご家族は実名報道に反対していた。しかし、警察が実名発表をしたことから、情報はいろんなところから発っせられてしまった。
私はなにをどうやって伝えたらいいのか、泣きながら震える手でパソコンに向かっていた。滑落事故死についての声明文など書いた経験がないし、自分の表現ひとつで誤解を招きかねない繊細な内容だった。
パソコンに向かっていたので気づかなかったが、石川弘樹さんが駆けつけてくれ、私の後ろにしばらくいた。石川さんは奥宮さんの顔を見るためだけに秩父まで駆けつけてくれた。
山田琢也さんはすぐにスポーツの事故に詳しい人を紹介してくれた。大瀬さんはSNSで「みんな落ちついて静かに見守ろう」と呼びかけてくれた。他にもたくさんの人たちが奥宮さんの支えになってくれた。
RUN+TRAILの鈴木さんは取材すればいいのに、一般のボランティアに混ざって最後まで片付けを手伝ってくれた。私は鈴木さんのその姿を見て、鈴木さんに「書きたくない文です。でも、がんばって書きます。ありがとうございます」と言い、大会の声明文を書く覚悟をした。
選手も、ボランティアスタッフも、こちらが詳しい説明を控えなければならない状況の中、苦情を言ってくる人は見なかった。冷え込む秩父の空の下、みんな我慢強く、冷静に目の前の事態の収拾にあたってくれた。
あの時、あの場所には、ものすごい人の力があった。トレイルランナーの力だ。
私は、トレイルランナーはマナーや安全について意識が高い人たちだと信じている。そういうみんなが集まって、トレイルレースは成り立っている。
今年、無事にレースが開催され、みんなが笑顔になること。それが私の願いだ。
亡くなられた方も空から見ててくれますように。
※2018年11月17日に掲載したブログ記事の再掲載です
#FTR100
いざ、Aso Round Trailへ
大学時代、自転車で旅を楽しむサークルに入っていた私は、春休みと夏休みにサークルでチームを組んで、毎回2週間の合宿をした。自転車にテント、シュラフ、鍋などを積んで、野宿しながら日本各地を400km〜500km旅をした。都会の華やかな私立大の中で、椎名誠や野田祐介に憧れる"アウトドア女子"だった。
九州にも行った。その時は、佐世保に入り、長崎を南下し、天草諸島を経由して、熊本に入り、鹿児島を南下して、最後は鹿児島の指宿(いぶすき)でフィニッシュした。
天草では、雨に降られて困っていると、親切な人が「うちに泊まって行きなさい」と言ってくれた。コタツで談笑していると、「これね、見てみてね」と家主さんが渡してくれたのは、キリスト教の本だった。
「天草にはほんとにキリスト教徒がたくさんいるのかな」と歴史を感じながら、
「私たちもキリスト教系の大学に通ってるんですよ」と言うと、家主さんはニッコリしてくれた。
大学の頃のことなので、この旅の記憶は断片的だけど、最終目的地で入った指宿の砂風呂の気持ち良さと、九州の人たちにいたる所で親切にしてもらったことは、よく覚えている。
自転車で国内各地を旅したり、バックパッカーで世界を旅したりと、勉強以外のことに多くの時間とエネルギーを注いでいた大学時代に、私のベースはつくられた。そして、それは今でも変わっていないような・・・。うん、変わってないな。
九州に行くのは、大人になってから初めて。
大学時代とはまた違うものが見えるんだろうな。
Aso Round TrailのLIVEレポートは大会公式Facebookでお届けします↓
https://www.facebook.com/aso.round.trail/
自分で運転して自由にレポートします。レース中になにがあるのか?偶然の出会いに期待しつつ、私自身が誰よりも楽しんでレポートしたいと思っています.
よかったら、レースに参加されない皆さんも見てくださいね。
レースに参加する皆さん、阿蘇で会いましょう!
走るビジネスマン・渡邊千春が震災後の福島県を元気にするプロジェクト
走るビジネスマン、渡邊千春さんは福島県二本松市出身。子どもの頃から安達太良山が遊び場だった。
大人になって走ることの楽しさやおもしろさに目覚め、国内外のトレイルレースに出場し、数々のレースで好成績を上げてきたことは皆さんもご存知のとおり。
そんな千春さんの転機となったのは、2011年に起こった東日本大震災。千春さんは東京在住ながらも、地元福島県に貢献したいと、トレイルランをベースにした活動をコツコツと続けてきた。
そして、ついには自分の会社を立ち上げてしまった。
福島県に風車を立て、風力で電力をつくるという会社だ。スケールの大きいプロジェクトなので、1年や2年では風車は立たない。20年先のビジョンを持ち、千春さんは少しずつプロジェクトを前に進めている。
風車を立てる場所では、風車の下でオーガニックコットンを栽培するというおもしろいアイデアを思いついた千春さん。オーガニックコットンの種まきに参加できるイベントまである。
日本ではコットンはほとんどが輸入されたものだ。福島県で、しかも、風力発電をする風車の元で育てたオーガニックコットン。素敵なコットンストーリーが生まれそうな予感がする。
そんなコットンの栽培に関わってみるのも楽しそう。たくさんの人と夢を共有し、時間をかけて夢をふくらませていく。そんな活動にも目を向けたら、いままでの考え方や生活にもちょっと変化が生まれるかもしれない。
コットンの種をまくイベントは5月11日(土)。まだ、お申込みできます。
もうひとつは、二本松市の岳温泉の廃業した宿泊施設を改築して、“アクティビティ好きが集まる宿泊施設”「mt.inn」を立ち上げるという活動。
現在クラウドファンディングで資金を募っている。締切りは5月31日。興味のある方は、ぜひ以下の記事を読んでみてほしい。
渡邊千春さんはこの施設ができたあかつきには、ここを拠点に独自のトレーニングメソッドを教えるそうだ。なにやら美脚や美尻にもなれるらしい。また、東京から安達太良山に向かう際に、千春さん車に同乗させてもらうことも可能だそうなので、交通費の心配をしないで気軽に参加できそうだ。
※車の同乗は千春さんの状況によります
アイデアマンの千春さんは、7月にもイベントを企画中。
「安達太良山 Trash Challenge」という、クリーンアップイベント。楽しく山をきれいにして、登山者にトレイルランナーの山への思いを理解してもらえるいい機会。開催に関する詳細が決まりましたら、またこちらでお知らせします。
海外選手に日本のトレイルレースを紹介する
Trail Storyは英語を交えて記事を書いているので、海外のトレイルランナーも見てくれている。ときに、「日本のオススメのレースは?」などと質問される。海外のトレイルランナーに向けて日本のトレイルレースを紹介していくこともやっていかないとなと思う。
それをするにあたり思うのは、まず日本のトレイルレースの主催者が公式ウェブサイトで英語でレース紹介をしてほしいということ。日本では、まだまだバイリンガル表記のトレイルレースは少ない。
すべてのレースが海外選手を積極的に受け入れる必要はない。海外選手を受け入れる受け皿があるのなら、海外選手を積極的に受け入れることは、参加者を集め、町おこしをする上で有効な手段のひとつだと思う。
UTMFでもいまだに「日本人何位」という表現を聞く。いつまで日本の中だけでトレイルレースについて語るのだろう。
画像=FTR飯能50K
Outdoor Breakfast Meeting
いまやりたいなあと思っていること。
それは、"Outdoor Breakfast Meeting"。
例えば、ある公園に8時に集合する。参加者はそれぞれの好みの方法でその公園まで向かう。ランでもいい、自転車でもいい。電車と徒歩でもいい。集まったら、みんなで野外で朝食を食べて、話して、AM10:00頃には解散。
朝活のひとつなんだけど、こういう気軽で、自由なのがやりたいなって思ってる。
朝にヘルシーな活動をして、まだ朝10時って、なんかいいよね。
みんなで食べる朝ごはんをどうするかな?こういうことを考えるのが楽しい。
Trail Storyのブログ、はじめました。
「Trail Story」は、自分の好きな表現をする場として、instagramで日々楽しく更新してきました。
始めてから1年半が経ち、沢山の人に見ていただけるようになるにしたがって、「ブログが必要だな」と思うようになり、2019年5月からついに「Trail Story」のブログをスタートしました!
半年前からブログを始めたいと思っていて、「こんなのいいなあ」というイメージだけはあったのですが、日々の忙しさに流されて、いつまでたってもブログが始まらない・・・。
「もうすごくシンプルなのでいいから、始めよう!」と思い立ちました。
私は、フリーランスで、トレイルランのメディアで雑誌づくり、ウェブサイトの記事作成・編集を主な仕事としています。
1年を通してトレイルランについて考えない日はない日々です。
でも、私の頭の中にあるのはトレイルランのことだけではありません。
私のテーマは「スポーツと健康」。
人生100年の時代といわれるこの現代社会において、いかに自分で健康を保つかが幸せの鍵だと思っています。
健康で、長く働き、生きがいがあり、仲間がいること。
いろいろと生きにくいことがある社会ですが、健康、仕事、生きがい、仲間があれば、たいていは乗り切っていけると信じています。
現在はトレイルランの仕事がほぼ100%ですが、私の目標はアウトドアスポーツ全般+健康。健康については、健康的な食べ物や食べ方についても自分の得意ジャンルとして広げていきたいと思っています。
夢はまだまだ先に続いています。
そうそう、黒パグのきなこと暮らしていまして、大の犬好きです。
ブログには、きなこも登場すると思います。
ゆるっとした記事や、ほっこりする記事も載せていきますので、気楽にのぞいてくださいね。